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zoom RSS 【読書記録】エネルギー

<<   作成日時 : 2009/01/01 23:38   >>

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お正月は自宅でのんびり読書など。

黒木亮氏の比較的最近の著作「エネルギー」を読んだ。

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都銀、証券、商社での勤務経験を持つ同氏の経済小説は、実にリアルなプロジェクト内部の描写がウリである。過去にも「アジアの隼」、「虚栄の黒船」などの作品を楽しませてもらったが、「エネルギー」は個人的に関心が高い分野ということもあって、これまで以上に一気に読みきってしまった。

石油・天然ガスといったエネルギープロジェクトの開発には、それらの資源を保有する国と資源を買いたい国の関係者の様々な思惑が交錯する。最近ではこれに加えて、金融機関や環境保護団体も大きな役割を果たすようになっており、エネルギープロジェクトの開発はますます複雑さを増している。

ちなみに、本書が執筆されたのは、原油に代表される資源価格が右肩上がりの時であり、著者は日本の資源確保政策に対して何らかの警鐘を鳴らしたかったのかもしれない。

現在の資源価格低迷の中で本作を読むと、なんだか資源バブルの夢の跡的な読後感が否めないが、資源には相応の実需が伴っているだけに、必ずまた反騰局面が訪れるのだろう。

資源小国の日本としては、一時的な価格の乱高下にブレないエネルギー戦略を持つことが重要、ということだろうか。

最後に本作品の内容に戻ると、イランの原油開発、サハリンのLNG開発、エネルギーデリバティブのトレーダー、といった並行する複数のトピックが、物語の終盤に向けてどのように絡んでいくのか興味深く読み進めたわけだが、それにしては驚きの結びであった。

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